いつも「社会貢献型ペット用品店cocoro」をご利用頂き有難う御座います。
みなさんは、ペットフードが国内でどのくらい市場に出回っているかご存知でしょうか。⼀般社団法⼈ペットフード協会(平成30年度 産業実態調査)の調査によると
ペットフード総出荷量:593,725トン
(⽝⽤:271,212 猫⽤:296,533 その他:25,980)
と、約60万トンが市場に流通しているようです。その中で、ペットフードの廃棄量については、明確に公言されていませんが…もし仮に「1%」が廃棄となっている場合でも「約6,000トン」という事になります。しかしながら、実態はもう少し深刻で…ペットフードの廃棄量は、全体の1%~3%程あるのではないか、と想定しております。
さて、この「6,000トン」という量ですが、一体どのくらいなのでしょうか。
例として、昨今のペットブームにて最も人気がある「超小型犬」で見てみましょう。
超小型犬(トイ・プードル、チワア、パピヨンなど)は平均体重「約3.5kg」です。その超小型犬が1日に食べる主食の量の平均は「約150g」1ヶ月を30日とすると「4,500g/月」程度となります。おやつも入れて約5kgくらいではないでしょうか。
この事から1年間の食事量は「5kg×12ヶ月=60kg」程度と計算され、犬の一生は平均で「10年~13年」と言われていますので…仮に12年だとすると「720kg」の食事量になります。
その他の犬種は、サイズ別の主食量が超小型犬に対し
・小型犬:1,152kg(1.6倍)
・中型犬:1,584kg(2.2倍)
・大型犬:2,880kg(4倍)
と言われています。
もし、国内総出荷量の1%が廃棄されていると仮定した場合で6,000トン。
これらのフードがレスキューされる事で
・超小型犬:約8,333頭
・小型犬:約5,208頭
・中型犬:約3,787頭
・大型犬:約2,083頭
上記の頭数のフードを確保することが可能です。
※厳密な計算では上記数字とは異なる場合が御座います。
参考までにですが…平成30年度犬猫殺処分頭数は「38,444頭」と公表されております。もしペットフードロス削減で1%の廃棄を無くすことが出来れば、多くの命を救うことにつながるかもしれません。
もちろん、確保するべきものはフードだけでなく、医療費、場所、管理など多種多様に存在しますが…その中でもフードの負担が軽減される事は、かならずしも動物たちにとってプラスにつながるはずです。
cocoroの活動である、ペットフードロスを削減する事は…間接的に動物たちの命を守る活動に繋がります。
二次流通品の販路拡大を行い、多くの動物達を救うことの出来る「ペットフードロス削減」が広まるよう、今後もcocoroは認知拡大に向け頑張って取り組んでまいります!
いつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございます!!
それでは、また!
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